特定非営利活動法人
国際生命科学研究機構

特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)は1981年に設立され、ILSIの一員として世界的な活動の一翼を担うとともに、日本独自の問題にも積極的に取り組んでいます。

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講演会のお知らせ

 

ILSI Japan 食品安全研究会・食品微生物研究部会主催講演会
「微生物同定・解析技術におけるMALDI-TOF MSの活用と展望」
─ 食品・飲料業界の新たな潮流 ─

終了しました。

日 時:
2015年6月11日(木曜日)10:00〜16:10 (受付 9:30〜)
場 所:
中央区立日本橋公会堂
(〒103-8360 中央区日本橋蛎殻町1-31-1 日本橋区民センター内4F)
地図
主 催:
特定非営利活動法人国際生命科学研究機構 (ILSI Japan)
参加費:
6,000円 (当日受付にてお支払いください)
申込方法:

事前申込受付は、締め切らせていただきました。

会場での当日受付を行いますので、参加ご希望の方は会場にお越しください。


 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)では、下記要領にて講演会を開催いたします。
 2010年頃より迅速・簡単・低コストのMALDI-TOF MSによる微生物同定技術が普及してきましたが、メインターゲットは臨床分野とされており、食品産業界において広く活用していくためには、データベースの拡充が望まれました。ILSIでは、食品産業企業が多数参画できる利点をつかい、食品産業界の「声」を中立公正な立場でMALDIメーカー側に伝え、よりニーズにマッチした技術へと発展していくよう支援して参りました。
 この度、取り組みで得られた知見を広く情報発信することで、食品産業界の微生物品質に関する意識の水準アップにつなげ、それが人々の安全・安心なくらしを守り、結果として広く企業価値が向上することを目的に講演会を開く運びとなりました。
本講演会では、多方面のユーザー側の視点として、アカデミックな分野で研究をリードされている先生からの最新研究内容や、微生物検査を各種受託されている検査機関におけるMALDIの位置づけ、さらにはILSI Japan会員企業による実際の活用等を盛り込んでおり、MALDIの利点と弱点の両側面を含めて、広範に役立つ情報をご提供いたします。
 なお、講演会終了後には、ご講演者との交流促進のため、名刺交換会を設けております。ご多忙の折、恐縮ではございますが、皆様のご参加をお待ちしております。



プログラム
 
   
10:00-10:05 開会の辞
10:05-10:30
ILSIにおけるMALDI分科会活動の概要
サントリービジネスエキスパート(株) 安全性科学センター 戸上敬子
10:30-11:00
食品企業からの視点 (1)
調味料・加工食品分野におけるMALDIの導入と社内活用
キユーピー(株) 品質保証本部食品安全科学センター 宮下隆
11:00-11:30
食品企業からの視点 (2)
MALDIの導入経緯と乳製品・菓子製造における活用事例
(株)明治 品質科学研究所分析技術研究センター 辻本義憲
11:30-11:50 受託分析機関からの視点 (1)
MALDIを用いた受託の流れと分析の注意点、各種同定技術との比較
(株)テクノスルガ・ラボ 技術部 半田豊
11:50-13:00 休憩
13:00-13:20 受託分析機関からの視点 (2)
滅菌等の微生物管理をターゲットとした同定受託試験の展開
(株)コーガ アイソトープ 営業部 廣庭隆行
13:20-14:10 教育・研究機関からの視点 (1)
食品分野への応用:株識別や食品からの直接検出法の実例
東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科 高橋肇
14:10-14:25 休憩
14:25-14:55 食品企業からの視点 (3)
清涼飲料製造におけるMALDIの活用と危害微生物同定への対応
アサヒ飲料(株) 技術研究所 青山冬樹
14:55-15:45
教育・研究機関からの視点 (2)
MALDI 微生物同定技術の活用と評価:
適用微生物種と分析機種間の特徴、使用目的の視点から
(独)製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター(NBRC) 川崎浩子
15:45-15:50 閉会の辞
15:50-16:10 名刺交換会

 

 


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