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介入研究
2001年11月から、支援企業2社5工場の40歳以上の男性を対象とし、介入試験を実施しました。介入群(83名)では、新たに開発されたプログラム(開発型)を、比較群(71名)では、従来から職域で一般的に用いられている、健康診断後の保健師による個別保健指導型のプログラム(従来型)を実施しました。6ヶ月間の介入後、食習慣や運動習慣、および生活習慣病のリスクなどに、どのような改善が見られるかについて評価を行いました。更に、この介入によって改善された食習慣や運動習慣が、自発的に継続され得るか、また生活習慣病のリスクファクターにどのような影響を与えるかを検証するために、1年間の非介入期間を設け、再度評価を行ないました。
介入6ヶ月後の結果
このプログラムを導入することにより、運動の実施と栄養の摂取に関わる行動に確実な改善が認められました。更に、体重、血圧、コレステロールなどの生活習慣病のリスクファクターに顕著な改善をもたらすことが実証されました。また、従来型に比べ、開発型が有効かつ効果的であることも証明されました。
非介入期間1年後の結果
運動・食行動ステージ、運動不足感、体重、収縮期血圧、拡張期血圧、血糖、LDLコレステロールにおいては、維持・改善が認められましたが、消費エネルギー量、総コレステロール、中性脂肪においては、復帰傾向が認められました。一旦改善された行動を元に戻さないためには、定期的な介入が必要です。
医療費削減効果
代表的な医療経済の論文に基づいて、医療費削減効果のシミュレーションを行ないました。リスク者1,000人を対象に、このプログラムを5年間実施した場合、従来の保健指導法に比べて、1億8千万円の医療費が削減できることが推定されます。
現在は、様々な職場で利用できるようにプログラムのマニュアル化や使用ツールのIT化を進め、新たな実証試験を通じて、その有効性を確認しています。
メタボリックシンドローム対策に
今後、LiSM 10!Rが「生活習慣病のリスク、特にメタボリックシンドロームおよびその予備軍を対象とした運動と食生活の改善を促す保健支援プログラム」として企業の健康保険組合や福利厚生部門、健診機関等において広く展開され、多くの人々の生活習慣病予防に役立つよう、更なる普及活動を進めていきます。
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