特定非営利活動法人
国際生命科学研究機構

特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)は1981年に設立され、ILSIの一員として世界的な活動の一翼を担うとともに、日本独自の問題にも積極的に取り組んでいます。

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» TAKE10!®: テイクテン
  最近の活動
   

第26回 日本健康教育学会学術大会でランチョンセミナーを共催

     早稲田大学(東京都新宿区)で行われた第26回日本健康教育学会学術大会において、味の素株式会社と共同でランチョンセミナー「高齢期の健康とヘルスプロモーション」を開催しました。
  まず、味の素株式会社の小林久峰氏が「サルコペニア予防に役立つたんぱく質、アミノ酸の摂取」と題して、高齢期の健康を左右するサルコペニア・ロコモの予防には、ロイシンを高配合した必須アミノ酸 (Amino L40) の摂取による効率的な筋タンパク質合成が有効な対策手段となりうること、次に「地域におけるヘルスプロモーションの実践」と題してILSI Japanの木村美佳から、ヘルスプロモーションに焦点をあてた実際の地域における活動についての講演を行いました。セミナーは、立ち席がでるほどの盛会で、討論も活発に行われました(2017年6月24日)。
     
   
     
    「いしのまきテイクテン」
石巻専修大学で新たなチームがスタート
     
     
     
     東日本大震災以降、石巻専修大学の経営学部の山崎ゼミと協力をして、学生を中心とした「いしのまきテイクテン」の活動を行ってきました。現在3代目となり、少しずつ学生達の感覚やスタイルが変化をし、これまでの体操を中心とした活動から、食を中心とした活動へシフトしていくことになりました。このような状況の中で、今回、震災後に設立された人間学部の復興支援学生ボランチアチームからテイクテンに取り組んでみたいという要望があり、2017年7月にテイクテンについての講義を行い、11月から仮設団地の集会所で活動がスタートしています。
   
     
    第76回日本公衆衛生学会総会(鹿児島)で発表
     介護予防事業における食品摂取頻度スコアの妥当性―食品摂取の多様性得点との比較― という演題で、ポスター発表を行いました。食品摂取の多様性得点は、10の食品群について「ほぼ毎日食べる食品群の数」(10点満点)で示され、自治体等で介護予防事業、特に栄養改善の成果の指標として用いられています。しかしながら、「毎日食べる」ことだけに焦点を当てることが、必ずしも対象者の食習慣の変化を反映するとは限らないと考え、ILSI Japanでは、頻度の変化を加味した30点満点の新たな指標「食品摂取頻度スコア」を開発しています。今回の解析で、食品摂取の多様性得点と食品摂取頻度スコアとの間に高い正の相関があることを確認しました(基準関連妥当性)。また、食品摂取頻度スコアは、食習慣に関するより詳しい情報が得られることから、介護予防事業における有用性もあると考えられます(2017年11月1日) 。
     
   

     
    13年目の「すみだテイクテン」開催
     
     
       
     
   
   
     
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これまでの活動
     TAKE10!®の最初の効果検証は、秋田県南外村(現・大仙市)の高齢者 1418 名を対象として行われ、このプログラムを導入することにより、運動習慣および食習慣の改善、筋力の維持、栄養状況の改善が認められました。この結果は、2004 年 11 月に開催された日本公衆衛生学会で発表され、多くの注目を浴び、毎日・読売・日経3紙をはじめ、地方紙など8紙にその内容が掲載されました。これまでに、TAKE10!®に関するお申込みお問合せは 9000 件(そのうち自治体や介護関連団体からは 200 件超)、冊子の発行部数は2万 5 千部 で、他にプログラムに関するDVDや料理冊子(「かんたんごはん」) も 発 行 し て い ま す 。(これらはhttp://take10.jp/chapter5.html#item01 で購入できます。) 2005 年 10 月からは、東京都墨田区で「すみだテイクテン」がスタートし、10 年間で1100名以上の方々が参加しました。人間総合科学大学の熊谷修先生らの栄養講演会を皮切りに、4〜6 地区で5回コース(2015 年度からは 8 回コース)の講習会を開催しています。「すみだテイクテン」の介入効果は、2006 年から毎年日本公衆衛生学会で発表しており、2013 年には海外の学術誌 BMC Geriatrics に掲載されました(http://www.biomedcentral.com/1471-2318/13/8)。2007 年度から 2015 年度まで、講習会の修了者を対象に、各会場で月 1 回のフォローアップ教室も開催し、例年延べ1500人ほどの参加者を得ています。また、全国の地方自治体、社会福祉協議会、シルバー人材センター、ボランティア団体等からの委託を受け、TAKE10!®リーダーやサポーターを養成し、それぞれの地域で TAKE10!®を継続実施する例も増えてきました。詳細は http://take10.jp/chapter6.htmlを参照してください。なお、TAKE10!®リーダーやサポーターが介護予防教室をスムーズに開催できるように、指導者用マニュアルを作成して各所からの要請に応えています。
     

TAKE10!®を用いた介入研究
    地域介入研究 【秋田県】 (2002年-2003年)
パートナー:東京都老人総合研究所 
        (現:東京都健康長寿医療センター研究所)



TAKE10!®の第一期介入研究は、秋田県南外村(現・大仙市)の高齢者1,418名を対象として行われ、このプログラムを導入することにより、運動習慣および食習慣の改善、筋力の維持、栄養状況の改善が認められました。この結果は、2004年11月に開催された日本公衆衛生学会で発表され、多くの注目を浴び、毎日・読売・日経3紙をはじめ、地方紙など8紙にその内容が掲載されました。これまでに、TAKE10!®に関するお申込みお問合せは1万件(そのうち自治体や介護関連団体からは200件超)、冊子は2万5,000部を発行しています。また、各地から講演依頼をいただき、これまでに、東京、神奈川、青森、山形、長野、岐阜、愛知、島根、福岡等で講演を行っています。

介入研究の評価の詳細はこちら (1)


すみだテイクテン 【東京都】 (2005年-2006年、第1期)
パートナー:東京都墨田区

すみだテイクテン第1期の参加者約170名を対象に、介入時期をずらす時間差介入法にて「TAKE10!®」プログラムの効果を評価しました。参加者は、食生活指針に関する全体講演会終了後、2週間ごとの教室を5回受講し、「TAKE10!®」に基づく食生活と体操を学習しました。その結果、食品摂取の多様性得点が有意に上昇し、運動習慣の向上も認められました (2)。さらに、「TAKE10!®」プログラムの持続性を検証したところ、半年から1年半後でも運動習慣が維持されていることが示されました (3)


TAKE10!®通信教育モデル 【北海道】 (2008年)
パートナー:北海道立札幌医科大学

2008年12月から、北海道立札幌医科大学との共同研究で、通信教育による「TAKE10!®」実施の可能性を検証する無作為比較対照試験を実施しました。冬場の外出が困難な北海道等の豪雪地域や、限界集落では、公民館等の集会所を会場とした集合型の高齢者向け健康増進プログラムの適用が難しく、代替法の開発が課題となっています。この5ヶ月間の介入試験には、3箇所の自治体(洞爺湖町、真狩村、日高町)の協力を得て、約130名(70歳以上)が参加しました。その結果、運動面では、運動頻度が高かった参加者で、最大歩行速度とTimed Up & Goテストに有意な向上が認められました (4)。また、栄養面では、10食品群の摂取習慣に改善が認められました (5)
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自治体からの委託による介護予防事業

   
   
すみだテイクテン 【東京都】 (2005年10月から第8期目を継続中)

パートナー:東京都墨田区

2005年10月から、東京都墨田区で、介護予防事業として一般高齢者及び二次予防事業対象者向けに、介護予防プログラム「すみだテイクテン」を実施しています。毎年、人間総合科学大学の熊谷修先生の全体講演会を皮切りに、6地区5回ずつ計30回のテイクテン教室を開催しており、ILSI Japan CHPのスタッフが直接、参加者に指導を行っています。テイクテン教室は、テイクテンの食事(10の食品群チェック)と体操、口腔ケアから構成されています。また、2007年度からは、テイクテン教室修了者向けに、月1回のフォローアップ教室を開催し、好評を得ています。毎年、テイクテン教室には、約100名以上の方々、フォローアップ教室には約200名が参加し、これまでに延べ900名以上が参加しました。毎年、テイクテン教室の前後にアンケート調査や体力測定を行い、プログラムの効果を評価しています。その結果、例年、食習慣、体操習慣、体力測定の結果の改善が認められています。さらに、社会性、社交性の向上など二次的な効果も見られています。
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TAKE10!®リーダーの養成

地方の自治体からの要請に応えるものとして、自治体の人材と住民ボランティアの活用を柱とした、もう一つのTAKE10!® モデルも開発しています。

   
   
つわのテイクテン 【島根県】 (2007年から継続中)

パートナー:島根県津和野町シルバー人材センター

津和野町シルバー人材センターの委託により、2007年から厚生労働省のシニアワークプログラムを活用し、「テイクテン介護予防リーダー講習会」を開講しています。介護予防リーダー養成講習会では、ILSI Japan CHPスタッフが講師を務め、23名のテイクテンリーダーが誕生しました。リーダー達は、行政の支援を受けつつ、公民館等でテイクテンの教室を開催しています。


ますだテイクテン 【島根県】 (2008年から継続中)
パートナー:島根県益田市シルバー人材センター

2008年からは、島根県益田市シルバー人材センターでも「テイクテン介護予防リーダー講習会」を開講し、ILSI Japan CHPスタッフが講師を務め、15名のリーダーを養成しました。さらに、益田市の職員、保健師、振興センター(公民館)のセンター長等を招いて、実際のリーダーとしての活動を披露したところ、その結果が認められ、益田市シルバー人材センターが益田市内全域の振興センターからの依頼で、年80回以上の介護予防教室を開催しています。地域のシルバー人材を有効に活用し、介護予防活動を進めることは、今後の高齢化の進む社会において、一つの理想的なモデルになるものと思われます。


にしきテイクテン 【山口県】 (2010年から継続中)
パートナー:岩国市社会福祉協議会



岩国市社会福祉協議会の委託を受け、岩国市錦町で「テイクテン介護予防リーダー講習会」を開講しています。これから地域の介護予防に携わる23名が受講し、現在、テイクテンリーダーとして活動しています。テイクテンリーダーの中には、特に一人暮らしの高齢者にとって、身近で頼りになる民生委員や福祉委員なども多く、地域に密着した介護予防活動が期待されます。


えどがわテイクテン 【東京都】 (2011年から継続中)
パートナー:NPO法人国民健康会議

NPO法人国民健康会議から委託を受け、江戸川総合人生大学 介護・福祉学科講義「介護予防」を受講したシニアの方々を中心とした希望者に対し、「テイクテン介護予防リーダー講習会」を開催し、9名のテイクテンリーダーが誕生しました。


指導者用マニュアルパッケージの開発
自治体等の指導者や介護予防活動リーダーがTAKE10!®を用いて介護予防教室をスムーズに開催できるように、指導者用マニュアル、体操指導用DVD、資料、表示サンプル、ポスター、冊子を作成しています。
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大学・専門機関との連携によるTAKE10!®の普及活動


   
   
泉北ニュータウンプロジェクト 【大阪府】 (2011年から継続中)

パートナー:大阪市立大学大学院生活科学研究科

近年高齢化が進む、大阪府堺市の泉北ニュータウンでは、高齢者が健康で暮らしやすい街の再生を目指して「泉北ほっとけないネットワーク」を立ち上げました。このネットワークでは、地域の人的、物的資源を有効活用することで、在宅要援助者が安心して健康な生活が営めるような仕組み作りを目的としています。具体的な活動として、高齢者による配食サービス、障害者によるレストラン運営、空き店舗を活用した地域共用施設の運営、府営住宅を改修した高齢者向けサポート付き住宅の運営等を計画しています。ILSI Japan CHPでは、「TAKE10!®」が1つのツールとして活用できると考え、このネットワークのうち「食健康サポート」に協力し、テイクテン教室を開催しました。このサポートでは、大阪市立大学大学院生活科学研究科の青木敏教授により、住民による共同レストランで調理されたお弁当の会食とテイクテンを組み合わせた介護予防活動についての評価が行われています。


ベトナムにおけるTAKE10!®の活用 【ベトナム】 (2011年から継続中)

パートナー:ベトナム国立栄養研究所、
        Vietnam Public Health Association (VPHA)

高齢化社会に突入したばかりのベトナムにおいて、介護予防対策の先駆けとして、ベトナム版テイクテンの開発に協力しています。

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出版物・講演会等によるTAKE10!®の普及活動


    出版物

» 「TAKE10!®」冊子のご購入方法はこちら

» 「テイクテンウエブサイト」 へはこちら

» 「TAKE10!®かんたんごはん」:付属教材として、料理レシピ集を発行しました。テイクテンのコンセプトをふまえて、①文字が大きく、②写真を見るだけでも作れる、③高齢者が「新しい料理をつくってみたい」と思えるような冊子です。(協力:J-milk(社団法人日本酪農乳業協会)、東京栄養食糧専門学校 2008年)
高齢期における介護予防のための運動・栄養プログラム
「TAKE10!®」のかんたんごはん
高齢期における介護予防のための運動・栄養プログラム
「TAKE10!®」のかんたんごはん2
高齢期における介護予防のための運動・栄養プログラム
「TAKE10!®」のかんたんごはん2冊セット

» DVD「TAKE10!®」:「TAKE10!®」で推奨しているバランスのよい食事の習慣について改めて解説するとともに、楽しく運動を継続出来るようなエンターテインメント性あふれる体操の紹介がポイントになっています。個人で視聴し、利用することは勿論ですが、老人会・サークル活動や、自治体の介護予防教室、老健施設の健康教室など、グループで利用しやすい内容となっています。(協力:日本コカ・コーラ株式会社 2009 年)
高齢期における介護予防のための運動・栄養プログラム
「TAKE10!®」DVD 基礎編
高齢期における介護予防のための運動・栄養プログラム
「TAKE10!®」DVD 応用編
高齢期における介護予防のための運動・栄養プログラム
「TAKE10!®」DVD 基礎編+応用編(2枚組)
 
    講演会 (2011年)
 
 2月14日
墨田区介護予防サポーター養成講座 「介護予防概論 栄養改善」(木村)
 
 6月22日
世田谷区主催介護予防教室 (木村)
 
10月24日
世田谷区主催介護予防教室 (木村)
 
11月 8日
江戸川人生大学介護福祉学科講義「介護予防 低栄養と口腔ケア」(木村)
 
11月14日
墨田区介護予防サポーター養成講座 「介護予防概論 栄養改善」(木村)
   
  学会発表 (2011年)
 
10月28日
公衆衛生学会 秋田県
   
  講演会 (2010年)
 
 3月22日
墨田区介護予防サポーター養成講座 「介護予防概論 栄養改善」
 
 6月 2日
江戸川人生大学 公開講座 「食べることは生きること」
 
 9月10日
栄養改善学会シンポジウム「超高齢社会に対応した栄養施策」で『要介護を予防するポピュレーションアプローチ<テイクテン活動>』という演題で主に墨田区での介護予防活動とその効果について講演
 
11月13日
札幌医科大学 健康長寿対応型人材育成プログラム 高齢者健康づくり(介護予防)リーダー養成プログラム 「栄養改善特論」
 
11月17日
東京都品川区八潮自治会講演会「元気で長生き〜テイクテン〜」
 
11月24日
江戸川人生大学 介護福祉学科 講義 「介護予防 低栄養と口腔ケア」
   
    学会発表 (2010年)
 
10月28日
公衆衛生学会
      「寒冷過疎地域在住高齢者に対する通信介入が食習慣、運動習慣に及ぼす影響」
      「地域高齢者のQOLに影響をもたらす要因の検討」(東京都老人総合研究所 共著)
      「北海道の非都市部に在住する高齢者の生活空間に影響を及ぼす要因の検討」(札幌医科大学 共著)
     
    新聞 雑誌 テレビによる特集 (2010年)
 
 4月28日
NHK総合テレビ「ためしてガッテン」で、テイクテン10の食品群のチェックシートを紹介
 
 6月18日
読売新聞 高齢期の食事 テイクテンの10の食品群の紹介
 
 7月10日
日経新聞 低栄養に注意 墨田区の活動紹介
 
 8月27日
NHK総合テレビ「おはよう日本」の特集でILSIの事務局とテイクテンを紹介
   
 
 9月   
雑誌 NHKためしてガッテン 南外地区における取り組み
   
 
10月   
雑誌 もも 食生活のチェック表
   
 
11月   
雑誌 ヘルスケアレストラン 12月号 墨田区におけるテイクテンの取り組み
       
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成果発表
1 
熊谷修:自立高齢者の介護予防をめざして−高齢者の運動と食生活に関する複合プログラム「TAKE10!®」を用いた地域介入の効果の評価−、ILSI誌No.81 2005年
2 
木村美佳、ほか:介護予防プログラム「TAKE10!®」の地域支援事業における有効性の検証、2006年10月 日本公衆衛生学会、富山県
3 
木村美佳、ほか:介護予防プログラム「TAKE10!®」の地域支援事業における効果の持続性の検証、2008年10月 日本公衆衛生学会、福岡県
4 
古名丈人、ほか:郵便を利用した介入頻度の違いが運動機能や社会機能に及ぼす影響、応用老年学第5巻1号2011年
5 
木村美佳、ほか:寒冷過疎地域在住高齢者に対する通信介入が食習慣、運動行動に及ぼす影響、2010年10月 日本公衆衛生学会、東京都




TAKE10!®の開発・普及に寄付、賛助及びご協力を
頂いている企業及び団体
    (五十音順)
    味の素株式会社
花王株式会社
サントリーホールディングス株式会社
J-milk(社団法人日本酪農乳業協会)
株式会社ニチレイフーズ
日本コカ・コーラ株式会社
ネスレ日本株式会社
株式会社明治
     
  サイエンティフィック アドバイザー
    東北大学名誉教授 木村修一
東京都健康長寿医療センター研究所 協力研究員 熊谷修
国立長寿医療研究センター 研究所長 鈴木隆雄
北海道立札幌医科大学 保健医療学部
          理学療養法学科 教授 古名丈人
     
ILSI CHP Japanの活動は公衆衛生上の課題に対する社会貢献活動です。この活動をご支援いただいている関係各位に感謝いたします。
その他、ご関心をお持ちの多くの企業及び団体のご参加をお待ちしております。
   
 

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(2018年5月)

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